田舎の大学生

都会の社会人になりたい

漫才台本「就活生」(ブラマヨ参考)

ツ「どうも〜。〇〇です!」

両「よろしくお願いします。」

ボ「ちょっと話変わるんだけど、」

ツ「何か話してました?」

ボ「僕ら今年で大学卒業じゃないですか。僕はまだ就職活動中で、来週面接があるんだけど、やっぱり面接って第一印象が大事かなって思うんだよね。どうやったら第一印象が良くなると思う?」

ツ「確かにな。面接は第一印象が命と言っても過言ではないからね。そしたらそやっぱり髪型じゃない?しっかり前髪あげて、セットしたら清潔感あって印象良くなるんじゃないかな」

ボ「髪型ね!確かにおでこ見えてる方が清潔感あるよな。でもさ、俺も清潔感ある髪型にセットしたいんだけどさ、普段からワックス使ってないから、面接の日だけセットすると、かえって変な髪型になるんじゃないか心配なんだよね。」

ツ「だったら練習していけばいいじゃん。まだ1週間あるんだから明日から毎朝、髪型セットすれば、面接当日にはバチっと決めれるようになってるんじゃない?」

ボ「毎朝セットして学校行けばいいんか!…でもさ、普段髪型セットしない俺が、急にセットして学校行き始めたら、友達から「あれ、こいつ女でも狙ってるんか?」って思われるのも嫌じゃんか」

ツ「そんなもん1週間だけなんだから我慢したらいいじゃん」

ボ「1週間経って、元通りに登校してきたら、「あ、あの人狙ってた人に振られたんか」って思われるのもダサいやんか」

ツ「気にしすぎだろ。人生かかってんだからそれくらい我慢せい」

ボ「でも男としても負けたくないねん」

ツ「なら毎日スーツも着て行ったらいいじゃん。そしたら「あ、この人就活中なんだ」って思わすことできるやん」

ボ「毎日髪の毛セットしてスーツ着てたら、「この人毎日面接受けてるのに、一社も受からないんだなって思われるやん」」

ツ「ならもう髪の毛剃れ!スキンヘッドにしたら、セットする必要もないから「この人どこも受かってないんだな」って思われずに済むやん!」

ボ「第一印象悪いやん。」

ツ「何がやねん」

ボ「このご時世、面接は全部オンラインでやねん。zoomがパって開いた時にスキンヘッドの人が画面に現れたら、社会復帰を目指すマイケル・スコフィールドだと思われるやん。」

ツ「誰がプリズンブレイクだと思うねん。背中にタトゥーは入ってないやろ。」

ボ「「この人牢屋に入ってたんかな」って思われたらお終いやん。」

ツ「だったら、犯罪歴があっても採用したいなって思われるくらいハイスペックな人間になれや!」

ボ「ハイスペック?」

ツ「学生なのに会社を立ち上げるなり、バズる商品を開発するなりしたら、「あー、この人過去に過ちをおこしたけど、こんなにスペックが高いなら入社後に会社に貢献してくれるな」って思ってもらえるやんけ」

ボ「ならスキンヘッドにしなくてええやん。そんなに優秀だったら髪の毛ありで勝負してるわ。なんでわざわざスキンヘッドにしてハンディキャップ被らなあかんねん。大体残り1週間で会社立ち上げれたら就活してないわ。」

ボ「もういいわ、スキンヘッドにするくらいだったら、セットせずに受けるわ」

ツ「最初っからそうしろよ。大体どこ受けんねん。」

ボ「どこかはわからんけど、お母さんが履歴書勝手に出したらしいんよ。それで来週面接ってだけ聞いてんねん。」

ツ「ジャニーズやないかい。髪より顔をどうにかせい。」

ツ「やめさせてもらうわ」